これからの高齢化社会に伴い、介護施設は益々発展する分野だと言われています。それに伴い、医療職の人員は多く必要としているので、就職、転職するなら今がチャンスです。実際大手人材派遣会社の調査によると、介護業界に転職した医療職は10年前に比べて約3倍に増えている事が分かりました。この背景には、介護業界が比較的時間や労働環境に考慮してくれる事が挙げられます。
例えばリハビリ助手の場合、昼間のみの仕事が基本です。看護師に関しても、デイサービスを選べば昼間だけの仕事で済みます。また、夜勤が必要な施設では、夜勤専用の看護師を雇うのが一般的な傾向なので、病院の様なニ交代での勤務は比較的避けられます。
さらに、看護師の仕事やリハビリ助手の仕事には含まれないおむつ替えや食事の補助等は、介護職員がやるケースが多く、利用者の状態が一変するといった緊急事態が無い限り、残業が無い事も魅力です。中には看護師やリハビリ助手が定時に上がれない、介護を任せる等の施設もありますが、介護業界において医療職の人材は引手あまたです。今の職場に不満がある場合は、転職もしやすいので、介護業界で看護師やリハビリ助手が過酷な条件で働く事はまず無いと言えるでしょう。
しかし、どんなに引く手あまたであっても、介護施設は利用者の事を第一に考えなければなりません。そのため、「対応が悪い」「やる気が無い」という人は断られます。ですから、前職場の退職理由が不明確な場合は「意味の無い転職を延々繰り返している」「仕事に責任感が無い」と施設側に疑念を持たれ採用を見送られる可能性があることは頭に入れておきましょう。
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